独立開業情報>商材をそのまま売るな！(前編)

自分がどうしても販売したい
「商材」があるとしましょう。
しかし周りや家族もそれを反対し、
さきほど申し上げたように、
競争相手があまりに多く
とても「現実性」がないとしましょう。
ビジネスでの成功は、
その現実性をいかに瞬時に
見切る力があるのかどうかという点もありますが、
しかし、もう一つは、
いかにそれをビジネスにしてしまうのか？
というのも力量なのです。

つまりビジネスというのは
最初から最後まで、
売る側の売り方にかかっているわけです。
たとえば競合店の多い商材の場合には、
いかにして付加価値をつけるか？
いかにして改良点をつくるか？
そのためには実際に使ってみて、
もっとよい観点、
使い手の立場に立ちきって
ここを改良したとか。。
そういう何かが必要になってくるはずです。
それをアピールするのが
ビジネスの力量になっているのですね。
大体において、市販品というのは、
不便な点が一つや二つはあるものです。

それをちょっとした改良を加えてやる、
コストのかからない程度に
つけ加えてやろうということには、
それなりのアイデアも生まれてくるものです。
仕入れたものを右から左にという感覚だけは、
持たない方がいいでしょう。
買い手は一番得をするところで買おうとしますよね。
買い手の立場で売るべきです!
(後編に続く)